院長のブログ

(81)君子不器

東洋のバイブル論語には君子不器〜つまり、上に立つものはスペシャリストであってはならない、全体を見通せる眼力、力が必要であると書かれています。確かに病院長や理事長は一芸や技に秀でた専門家ではありません。そうした連中を使いこなす人物です。

名のある専門家でも一部の事を大きくしたり、患者に家族を焚き付けて老健施設に対して訴訟を起こすように勧めるような医師は軽率です。お金目当てなのでしょうが、専門家という重みの無い行動です。彼らは本当にアメリカ型訴訟医療を理想としているのでしょうか?甚だ疑問です。当事者は大変な消耗をしますし、儲かるのは弁護士と証人に立った医師だけです。日本においては弱い者いじめとお金儲けの何物でもありません。どちらも税金を払う一般人には得になりません。

また、権利権利と叫ぶなら、アメリカの様に税金だけでなく、徴兵も含めた国の義務、FBIに個人情報も含めて全権限を任せる覚悟が出来ているかも問われます。大体、アメリカは映画「SICKOシッコ」を見てもわかるように医学では進んでいても医療では後進国で日本が手本とするべき国ではありません。国民皆保険制度でクリントンもオバマも欧州や日本を手本に導入を試みましたが、生命保険の利権会社に潰されています。そういう悪しき例の国なのです。

 

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