院長のブログ

(77)タミフルもニューキノロンもお蔵入り

夜の大学病院は寂しいですね。夜遅くなると患者さんも居なくなり、昼間の喧騒が嘘のようです。よく逢う守衛さんや警備の方々と仲良くなったりします。(写真)

話は変わりますが、抗インフルエンザ薬タミフルも日本や数か国での乱用で耐性株の増加が危惧されています。再び発売時の様な効果を期待するのは乱用しないこと、つまり皆で使わないことです。2〜3年は皆で一斉に使用しないという英断が必要であると言われています。同様に広範囲に効果のある抗菌薬ニューキノロンもそうです。菌に対する最後の砦たるニューキノロンも、日本では使い過ぎで、近日中にガイドラインで規制される事でしょう。その前に良いことであればやるべきです〜つまり、使用しないことです。こうしたことを「お蔵に入れる」と言います

クラリス耐性マイコプラズマも医療側が作り出したものです。今、お蔵に入っている三共製薬のクロラムフェニコールは、今使えば何にでも効くであろうと言われています。まだいざという時まで国はお蔵に入れているということです。

 

「院長のブログ」一覧に戻る