院長のブログ

(48)日常雑事その2

(前回から続く)
支部会はそんな良い仲間の会ですが、時に一人一人がスピーチをしなくてはならないことがあり、少し負担ではあります。私も三金会というこの支部の会計を務めて早や八年になります。

今週も久々の救急症例でスタートしました。「発作性上室頻拍」という、いきなり心拍数が180/分超にもなる不整脈で、夜中から発症し、当院の開院を待っていたとのことでした。幸いATP(エーティーピー)という注射薬で、不整脈は劇的に消失。事無きを得ました。ただ、このATPと言う注射薬は、効果が出る時に一時的ですが、1〜2秒心停止を起す事もあります。このため、どんな状況にも備え、点滴室の固い方のベッドで点滴注射をしました。このベッドは心マッサージも出来るためです。患者さんはケロッとして帰っていきましたが、帰る前に予防薬の内服の指示と指導、近いうちのカテーテル治療も含めてお話ししました。今後、近隣E病院の名医K先生のもとで根治治療となるでしょう。

水曜日も夜、東京保険医協会で勉強会があり、慶応大学循環器内科 香坂先生の「心電図の窓を広げる〜自動解析のその先を読むために」という講演がありました。(写真) 心電図が正常なら94%の確率で心エコーも正常と言うことです。無駄な検査を省くことと、時間や状況によって心エコーも適応が変わってくると思います。香坂講師の言う通り、何でもやれば良いというわけではないですね。色々と多忙な週です。

 

「院長のブログ」一覧に戻る