院長のブログ

(42)個人情報と業務

個人情報が重視され、法的にも保護される時代です。しかし、使い方によっては隠れ みのにもなり得ます。病医院では保険請求の性格上、住所と電話番号は必要ですし、 今までのブログを見てお分かりのように内科疾患の治療上症状や経過だけでなく、生 活習慣や嗜好品、今までの病歴も聴取が必要です。

つまり、個人情報を集めてその人だけの診療をするのが医療であるとも言えるので す。この聴取業務を個人情報だからと言って事務やスタッフが軽視した場合、正確な 治療が出来なくなります。個人情報に立ち入らないと治療できません。

栄養士さんの栄養指導だって食べ物の嗜好を聴かないと治療食の献立すら立てられま せん。これを無視して「個人情報」の空念仏のもとに聴取しないのはスタッフの怠惰 とも言えます。ただのサボる言い訳にすぎません。その代り、絶対に情報漏えいが無 いように気をつけないといけません。それだけ秘密を守り、患者さんに信頼される様 に実行することが大事です。そして更に大事な事は、逆にこちらからの言葉にも注意 が必要であることです。

(次号に続く)

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