院長のブログ

(40)栄養と精神疾患〜腸の炎症は脳をはじめ全身に及ぶ

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特定の食物を食べると、その場で激しい症状は出なくても具合が悪くなったり、疲れたりしたことはないでしょうか?数日後にメンタル(こころ)の不調をきたす場合があります。連続して食べた場合、不調がずっと続き、自分では判りにくいこともあります。遅延型フードアレルギーといって、卵や牛乳に多く、通常の即時型IgE(アイジーイー)検査では分りませんが、腸の慢性炎症を来たし脳への影響、つまり鬱などの精神の不調を起こします。脳―腸相関といいます。(写真参照)

昔から潰瘍性大腸炎やクローン病といった腸の炎症を起こす病気は関節炎の合併が多いことが知られています。

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基礎疾患の無い一般人の遅延型フードアレルギーが疑われる場合、まず検査が必要です。(写真)そして意外な食物が見つかったらそれを避けることです。これで体調はかなり良くなります。その他の対策は、@まず問診を詳しくしてその他の大事な点を発見す る事A次に腸を整える事B関連して不足する栄養を補うことですが、これらは年齢、個人、罹病期間などの差異もあり簡単なことではありません。

新宿溝口クリニックの溝口先生は、あまりテレビには出ませんが、向精神薬を使わずに、栄養療法によって幾多の難病を治療しています。世界が認める精神疾患の栄養療法の専門家です。この分野〜分子整合医療と言いますが、日本では極めて遅れていますが、日本における先駆者の一人です。こういう人こそ名医と言えます。神の手ドクターが何十人もテレビに出ていますが、専門分野は違いますが、神の手何十人が束になってもかなわない時代の先駆性、業績を持っていると言えます。
私もこれからも溝口先生の講演や授業に参加するつもりです。
関口守衛教授も昔から乳酸菌生成物質を使って、リウマチやうつ病の治療をしています。

こういった先生方の正しさはいずれ証明されるでしょうし、仕事やご苦労はいずれ評価される時代が来ると思います。
テレビマスコミ流に言うならば、こうした先生方は言うなれば「神の着眼点と神の脳」を持った医師と言えると思います。

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