院長のブログ

(31)元気な人でないと行けない病院?

先日も、前日からの胸痛を我慢して夕方来られた方は肺の虚脱率80パーセント以上という重症自然気胸(肺のパンク)でした。病診連携で都立病院に無事、移送されました。患者さんもどこへ行こうか迷ったようですが、当院へ来て本当に良かったとおっしゃっていました。
心電図もそうですが、胸部X線検査も検査開始から1分以内で撮り、30秒以内で診断することが要求されます。都立病院も過去色々ありましたが、東京ルール(ブログ第4回参照)などの設定を得てシステムは改善しつつあります。以前は都立病院や大学病院は待ち時間が長く、体調の悪い人には厳しく、「元気な人でないと行けない病院」と言われたものでした。
今は多くの大学は改善に乗り出して大学病院自体が変わりつつあります。今時、大病院と言えども何時間も待たせたり、非合理的な受診体制では生き残っていけません。箱の小さいコンサート会場ではないんですから、いくら有名な医師の居る総合病院でもシステムを変えなくては傲慢と言えます。医院でも患者さんや家族、業者を外に並ばせるのは無礼ですし、そうした処は医師の意識の時代錯誤だと思います。ラーメン屋さんじゃないんですから。いや、ラーメン屋さんだって今は座席を増やして中に座ってもらう時代ですからね。大昔の宣伝用スタイル時代のラーメン屋さんスタイルと言えます。時代は変わりつつあります。

「院長のブログ」一覧に戻る