院長のブログ

(30)外来の待ち時間

外来では待ち時間が1〜2時間が限度で、あまり長時間の待ち時間では来院された患者さんに失礼です。それ以上だと、そのクリニックのキャパシティ以上のものを受け入れているということになります。それ以上に外来で待ち時間中に体調が悪くなったり、急変する事だってあるでしょう。そこで多くの医院が外来の予約制を取り入れています。これとて待ち時間は30分が限度で1時間以上の待ち時間は予約枠や数の不適切とされます。また、そのドクターの能力を超えていると言えます。先日、新聞に電子カルテでコンピューターの画面ばかり見て、患者さんの顔も見ない若手医師への批判も載っていました。

当院では発熱や下痢などの急な対応が必要な場合もあり、完全予約制にはしておりません。そのため午前中は大変混んで多くの患者さんにご迷惑をおかけしていますが救急対応をご理解ください。当院は過去12年間で、自分で歩いて来院された心筋梗塞の患者さんが二名、アナフィラキシーショックで血圧70mmHg以下の方もいました。迅速に対応できて全ての方が現在元気に当院へ通っています。これなどもう5分以上待たせたら急変して致命的になった可能性が大きいです。外来ではこのようなことが起こり得るのです。待合室で起きることは受け入れた以上、そのクリニック、院長の責任です。先日も救急の患者さんが来ました。(次号へ続く)

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