院長のブログ

(262)第644回内科学会関東地方会へ〜とんでも雑誌に驚愕!

土曜日は第644回内科学会地方会に何とか間に合いました。内科はこのようなコツコツやる地道な勉強が必要であると思います。


  


華々しい宣伝の場の総会ではなく地方会こそ大事です。学会や専門医、講演会を揶揄する輩も居るでしょうが、日々の業務をやった上でこうした参加は大事だと思います。何れにしても、代返や単位を誤魔化す人間に学会を批判する資格はありません。

週刊G誌を買ってまたビックリ、偽の記事の山でした。先ず、薬批判で名の出ている降圧薬の分類そのものが間違っています。アイミクスとレザルタスはカルシウム拮抗薬とARBの合剤であって、ACE阻害薬ではありません。また、あるドクターが夏の降圧薬減量をこれ見よがしに書いていましたが、今、内科医は何処だってやっていることで当たり前です。既にどの内科医院でも季節やストレスによる降圧薬の加減は昔から行っています。こんなこと三文雑誌などに教わることではありません。あと、高脂血症のスタチン系についても批判する記事が女医さんなどによって書かれておりますが、これによってどれだけの人が恩恵を受けているか、動脈硬化の進行を遅らせ、内膜安定化という作用で救われているか、考えるべきです。いかに救急救命をやっていないドクターが評論家風に書いているかです。スタチン関連筋肉症状(SAMS)を2015年欧州動脈硬化学会は言及し、その対策も述べています。対処は出来るわけです。こうしたことを踏まえて多くの臨床家は投薬しているわけです。一方的にスタチンが悪い様な言い方をする医師、編集者こそ狭視野の人間です。製薬会社はこうした雑誌に対して営業妨害で点から法的手段をとるべきだと思います。

 

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