院長のブログ

(26)危険な電車への飛び乗り

気候も大分寒くなってきました。この時期に気をつけないといけないのは心臓への急な負担(急な運動)です。何事もウォーミングアップ無しで急にやるのは良くないのです。循環器内科の高名なS教授によると電車への飛び乗りは突然死を招く危険性が非常に高いとのことです。半世紀以上に亘る翁先生のご経験からの言葉です。急いで走って飛び乗ると心臓への過剰な負担から不整脈死を来す可能性があります。特に血圧の上がりやすい冬は要注意です。電車やバスを一本遅らせて乗る英断も時として必要です。大人だけではなく、学童の突然死もあまり報道されていませんが意外に多いのです。もっとも憂慮すべきはスマホ依存症・中毒です。韓国では十代の18%がスマホ中毒となって、その防止に国が対策を立てるまでになりました。数々の症状を招く悪しき状態です。日本も学生、OL、会社員を含む10〜30代中心に蔓延しつつあります。時に中高齢者のスマホ中毒も見られます。電車の中でも何回も見ないといられなかったり、歩行時や機械の操作中・運転中にまで没頭するのは明らかに中毒症状です。パニック障害よりたちの悪い病気かも知れません。何故かというとパニックは比較的コントロールされやすく改善しやすい病態でスマホ中毒は治りにくいからです。携帯やスマホと脳腫瘍との関連もあります。公共の場で大騒ぎをしたり、大声で汚い日本語で喋ったり席を独占して譲らなかったり、反社会的なヤカラも迷惑というか違法ですが、スマホもKYで周囲のことが分らずに、周囲に迷惑をかけ、有事でも逃げ遅れる可能性があり、かつ健康に悪いということを学校でも会社でも教えなくてはいけないのですが先生や社長までそのあり様なら教えられないでしょう。

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