院長のブログ

(259)脂質異常症の勉強会

半ズボンや7分丈パンツで足剥き出しの男性は見苦しいです。本人は涼しくていいのかも知れませんが、大人の男性の場合はくだけ過ぎ、リゾート地でやって欲しいです。ひとは見かけとは違うというものの、私はだらしないファッションは大嫌いです。さて、苦言はそれ位にして、高脂血症の勉強会に出て来ました。
老人ホームの仕事をキッチリやって頂いているS先生の為。まとめ報告します。卵についてもキチンと結論を出します。

  1. 家族性高コレステロール血症(FH)は多いが、診断率は低い。
  2. FHのLDL-C管理目標は100mg/dl以下である。
  3. アキレス腱肥厚を見逃さないこと。
  4. エコーで男性6mm、女性5.5mm以上なら厚い。
  5. FHに頸動脈エコーと心エコー検査は必須である。
  6. スタチン関連筋症状(SAMS)はウォッシュ・アウト後に他のスタチンを試し、隔日ないし週1~2回投与から始める。(欧州動脈硬化学会2015年)
  7. 血中脂質は空腹時でなく、食後測定するのが今や当たり前である。普段の状態を評価するためである。
  8. ただ、中性脂肪を用いた計算式などで他の脂質を算出する場合は、空腹時値とする。
  9. Non HDL-CはTCマイナスHDL-Cである。
  10. TGが高い人は一度はApo.Eを調べる。
  11. 家族性V型高脂血症の診断基準はアポE高値(TC/ApoE>0.05)である。

次号に続く


  


 

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