院長のブログ

(241)「異物の画像診断」の勉強会

水曜日に都立墨東病院で「異物の画像診断」の講演がありました。小生もひょこひょこと勉強しに行って来ました。消化管、気管の3大異物であるPTP包装、魚骨、餅の典型的画像の供覧と単純X-ray filmでは写らないこと等興味、深い画像の数々でした。こういうケースはいつ何時遭遇するかもしれません。骨子を自分の為にもまとめます。

  1. PTP包装は錠剤が白く見え、鋭い鋭角部が食道穿孔や縦隔洞炎など重篤な病態を起こしうる。
  2. 魚骨で咽後膿瘍や頚部大膿瘍を起こし、外科的治療を要した例もあり、縦隔膿瘍から死も来たし得る。
  3. 餅はCTで白く見える。気道閉塞だけではない!軟らかいのは熱い時だけで、体温では胃の中で容易に固まる。胃内で大きく固まり、排出されずに胃潰瘍も来たした例がある。腸内でも餅は固まりイレウスを起こすことがある。
  4. 麺類も同様に白く見える。

以上、次回は先月の保険医協会での長尾先生の名講演をまとめてみます。

 

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