院長のブログ

(221)無駄なCT検査

先週のMステの東方神起の強烈な歌唱とダンスパフォーマンスの熱気がまだ冷めやらぬ今週です。私は滅多にテレビは観ませんし、観てもニュース位ですが、上手な人たちはたまに観ます。あれは生唄か口パクかという議論も一部あるようです。それもまた、クレイマー・ドクターの言い訳と同様で一部だけ、全体を見ていないKY的視野だと思います。

解析すると、唄の一部は被せはあるものの、左は100%歌唱でキレキレダンスは誤魔化しなしで、何れにしても同日出ていた日本のアイドルとは天と地の桁違いの歌唱力、ダンス、実力ということです。あと、生唄の鑑別は気管の動きと頚静脈を見れば分かります。顔でなく頚部をアップした場合、そこの民放のカメラマンの「本当に唄ってるよ」という無言のメッセージなんです。これはカメラマン魂なんですね。日本のアイドルではあまりありません。さて、話せば長くなるので音楽の話はここまで。

高額なCT検査も救急外来や疾患増悪時は、以前やっていても同部位の再検査が必要なこともあります。こうした場合は別にして、患者さんが落ち着いている場合や待機的手術で前年やっていることを繰り返すのは無駄な検査の可能性があります。

患者さんの許可なく施設が変わったからとやったり、手術前だからとむやみにやるのはどうかと思います。胸部単純レントゲンと問診で十分な場合も多いです。やらずと結果は判る場合が多く、そうした場合、ヒトを検査漬けにするべきではないと思います。

人や物を信用できないなら前医からデータを取り寄せれば済むことです。今やどんな医師でも、内科医でも一麻酔科医でも一救急医でも、医師会に入ってないヤカラでも各病医院は情報提供してくれる筈です。非侵襲的だからやるというかもしれませんが、検査した医師は微量といえども、放射線被爆の責任とれるのでしょうか。検査費用を払うのは患者さん国ですので、理解しているのか疑問です。無駄な検査をした医師は、自分で金を払うべきですね。

国は最近、四者突合せ照合をして、無駄な検査や無駄な治療を避けるべく厳しいチェック体制になりつつあります。治療もしていないで前年度やった大きな検査が繰り返されると疑義紹介も来る時代になるでしょう。もっと厳しくすべきです。術前の無駄な検査は只の麻酔科医のうがった自己満、高額低品位のマスターベーションと言われても仕方ないかも知れません。


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