院長のブログ

(18)進化する糖尿病の薬2

来年度に出る、尿糖を増やして血糖値を下げる薬は更に治療に変革をもたらすでしょう。当院では患者さんの経済的負担を考えて施行していませんが、1.5AGという検査データーそのものが、この薬を使用しているかどうかによって評価が全く逆になってしまうかもしれません。

長老の先生からは今の内科医は覚えることが多くてその上収益もなくて大変だねと言われます。しかし、この治療の進歩・変革に立ち会えて大きなやりがいを感じます。この調子で薬剤開発が続けばインスリン導入はぐっと減るかもしれません。

ただ新薬は高価であるのが玉にキズです。せっかく良い薬がでても3割負担の場合、経済的に思いきって出せない場合があります。これも厚生労働省の思い通りの医療および医療費抑制の効果でしょうが、もっと薬価を下げるべきだと思います。

この不景気の中で景気が良いのは製薬業界だけでしょう。開業医も個人薬局も中小病院も経営が厳しく、全国的に倒産は増える一方です。

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