院長のブログ

(175)新しい医学教育の潮流

テレビドクターのコメントは相変わらず、人目を引こうと新し物好きで偏っています。昨日も食事とダイエットの話がありましたが、奇をてらったコメントが多く、バカらしくなりました。あくまで説で通説や定説でないのに自慢気に吹聴するテレビドクターが多い。観ていて恥ずかしくなります。一番まともで、もっともなのが古賀教授の言でした。「脳は体重量の2%しかないが、ブドウ糖の25%を必要とするので、ある程度1日3度は糖質も摂って、急激な上下を避けるべき。その方が脳はしっかり働く。」この通りです。他の芸人ドクターのコメントは不要です。品格も他のドクターとは違うように見えました。

さて、馬鹿馬鹿しい医療バラエティーは放っておいて、大事な話を書きます。先月、某所で医学教育の方法や考えの話がありました。この写真のソクラテック君の様に、学生の出席も、質問への回答も、個人情報保護も一度に賄える機械が今や医学教育の中心です。また、所謂教授陣からの一方通行評価だけでなく「学生や教えられる方」から「教える側」を評価するのも半ば常識になりつつあります。医学部の医学教育の現場も進歩しています。ソフトもハードもです。尤も、こうした新たな事や試みを取り入れやすいのは、比較的新しい大学かも知れません。やたら伝統と格式にこだわり、教育の何たるかを忘れているブランドだけの学校は、陳腐で例え国師合格率が高くても、私は評価していません。それは個人の資質と努力によるものだからです。何のための伝統か?実態は古い脳だけかも知れません。

荘厳なカトリックのお通夜  荘厳なカトリックのお通夜


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