院長のブログ

(116)7月も無事終わる

心房細動(前回)は増えています。この評価にはCスコアというのとCVスコアの2つがあります。前者はより簡潔で、後者はより詳しくヨーロッパ的であるといえます。当院では、ヨーロッパの基準に準拠してCVスコアというものを最重要視しています。これが1点以上で抗凝固療法をスタートします。それは一見健康そうな人でも心房細動から脳塞栓を起こすと致命的なためです。これを積極的に防ぐことが最重要であると思っています。

7月の最終週でも勉強会があり、医師会館で多くの先生が集まりました。私は「呼吸器勉強会」であると思っていますが、医師会では「肺癌研究会」と呼ばれています。佐々木先生のご尽力で呼吸器全般の臨床学術勉強会にグレードアップしています。

  

今回は、癌研有明病院の奥村部長から上縦隔神経鞘腫の症例と一般的講義、順天堂浦安病院の佐々木先生からDPB(びまん性汎細気管支炎)の症例提示と講義〜日本人に多い、喫煙と無関係、HLA-B54型に多い、tree in budという小粒状陰影の周りに透亮像を伴う事が最重要所見、マクロライド抗生剤にて改善する等、勉強になりました。

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